失敗した有機菜園: お金では買えない価値


過去ノートを整理していたらこんなものが出てきました。

件名:種まき
内容:
1 プチトマト
2 トマト
3 レタス
4 ナス5 人参
6 トウモロコシ
1p キャベツ
1-2 カボチャ
1-1 キュウリ

番号の意味は忘れましたが、僕は3年前、ココナッツのシェルを加工して作ったピートを菜園に使用したいと思い、室見川と202号線の空き地の一角を借りて有機菜園をはじめました。

ミニ耕耘機を購入して石だらけの土地を一から耕し、毎週一回畑に来ては水を撒いたり雑草を抜いたりしていました。

野菜もたくさんとれて、おすそ分け先に困るほどでした。

ところが夏に2週間の海外出張があり、久しぶりにわが菜園に戻ってきたら畑が雑草に覆い尽くされてしまっていました。

#雑草に覆い尽くされた僕の有機菜園#

ただでさえ毎週の雑草除去作業には心が折れそうになっていたところに、とどめを刺されました。パートナーなしで一人でやっていたのも問題だったのかもしれません。

この日僕は敗北を受け入れました。そして、この日から野菜を購入する時に「高いな」とは思わなくなりました。菜園を自ら営んでいる友人達に対する敬意も大きくなりました。

自ら体験することでしかわからない価値がありますよね。効率を重視すると自作より購入したり、アウトソースが正解なのかもしれませんが、汗まみれで感じた土の薫りと青々と成長するマイ野菜の元気の良さは、今でも大切な心の宝物です。何でも体験してみることですね。

あ、でも仲間がいたらまたやってみたいです。あまり貢献はできないけど、月1ぐらいで作業終ったあとにみんなでワイン飲めるんだったら。

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