長男とフィリピンへ


今回の出張、出発の3日前に子供の教育の事を考えた時に、 比較的安全な場所しか訪れない予定だったこともあり、 よし!長男を連れて行こう!と決めました。

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子供の教育は食事の仕方を教えることができれば50%は成功。これで大病せずに高い確率で健康に寿命を全うできます。

残りの半分は、
①問題解決の為の学習能力、
②多様な価値観を受け入れ問題解決に役立てていく力、
③仲間づくりのためのコミュニケーション能力
をつけることが大切だと思っています。

これさえ身につけば学歴なんてどうでもいいです。(学歴は就職するときに足切りされないためには大いに役立ちますが、未来の労働市場は就職しない働き方が重要になってきます)

多様な価値観を受け入れるためには、まずそれに触れること。 

「多様な価値観」というのは意志の統一にすごくコストがかかりますが、新しいアイデアに気づいたり生み出したりするには素晴らしい環境となります。

彼はまだフィリピンに到着して24時間しか経ってまいせんが、すでにとても多くの刺激を受けているようです。

到着から24時間で受けた質問のまとめ

○バイクが多いのはなぜ? → 国民生産と主要交通手段の移り変わり 

○マンゴーの形が違うのはなぜ? → 世界の標準がこれ。日本のは特別な品種

○どうして古臭い建物があるの? → スペイン統治、植民地政策について

○街の壁の落書きがなぜ多いのか → 経済レベルと公共財に対する考えの関係について

とても良い社会学習でした。

以下は改めるように注意した点

○挨拶で毎回お辞儀をする → 胸を張ってあごを上げて、握力で相手に負けないように、かといって相手の力を圧倒せずに握り返すように

○手で銃で打つ真似をする → そこのガードでさえ本物の銃持ってるから気を付けるように

○屋内で帽子をかぶる → 多くの文化で失礼ということになるので脱ぐように

面白かったコメント
→は僕の回答

○あっ、カービーのような女が歩いてる → フィリピンでは最近肥満の増加がひどいです。

○日本の空気はスカスカだけど、ここは生ぬるくて重い → スカスカの意味はわかリませんでしたが、確かにこちらは雨の後などは重苦しいかも

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○ 蟻が何匹も入ってるから食べたくない → 外で食事したり果物を買ったりした時三回ありました。虫が付いてるってことは農薬してないということかも。洗ってないだけかもしれないけど、その時は農薬落ちてないね。農薬が入って来ても寿命まで持つ身体を作るしかないね。

○カエルの鳴き声が酷くて今夜眠れない → ケトン体質だとすぐ寝れるよ

○どうしてこちらの人は道をいきなり聞いても運転中の車を停めて答えてくれるの? → 自分マニアの人が少ないからかも

○ある生産者とのミーティングで笑顔で話しかけている僕を見ながら
「お父さん、この人達と知り合いなの?」 
「これから知り合いになるの」
こちらとはご縁がありませんでした。

最後に食事と代謝の話を

○農園を車で走ってると、草をはんでる牛さんをよくみます。そして骨格が見えるほどすっきりしています。
「ここの牛ってどうして痩せているの?」
「ここの牛さんが普通で、日本の牛さんが肥満なの。草を食べるようにできてる牛さんに穀物をたべさせ続けたら、人間と同じで膨らむんだよ」

明日も楽しい一日となりますように。

長男とフィリピンへ」への3件のフィードバック

  1. フィリピンには行ったことはありませんが、映像で知ってはいます。
    息子さんと同じ質問がたくさんありました。 ということは、 私は小6レベルですネ‼︎
    初めての土地を父親と一緒に過ごすことは、なによりも勉強になったのではないでしょうか。 そして 想い出にも…。

  2. めっちゃ、いいブログ(^^)
    子ども目線と親目線

    世界は日本だけじゃない
    を知らせるそのまず一歩
    いい体験です(^^)

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