カラダはどの燃料を栄養として使うのか?


体は大きく分類すると三つの 燃料を使います。

まず体内に存在する最も大きな燃料は脂質です。 このほとんどが脂肪細胞に蓄えられ、体内に存在する 燃料の約85%を占めます。 2ヶ月以上 何も食べなくても 人間が生活できるレベルの燃料量です。

二つ目に多い燃料はタンパク質です。 タンパク質は必要な時にブドウ糖に変換され燃料として使用されます。 タンパク質は主に筋肉として蓄えられています。 タンパク質の体内に存在する燃料の 割合は 約15%です。

最も少ない 燃料は 炭水化物、いわゆる糖質で、主にブドウ糖です。 最も多くブドウ糖が蓄えられている場所は 筋肉です。ブドウ糖が蓄えられる時はグリコーゲンとして存在します。

次にブドウ糖が多く蓄えられている場所は肝臓です。 肝臓のグリコーゲンは血糖が低下してくると、分解され利用されていきます。

そして最も少ないのが 血液の中にあるブドウ糖です。私たちが血糖と呼んでいるのはこのブドウ糖のことです。これは体の中に存在する3大栄養素の割合でいうと、わずか0.3%です。 

体内全てにあるブドウ糖を合計しても、人間の活動を支えるのに燃料として1日分しか存在しません。

脂質、タンパク質、糖質は燃料に使われる栄養素であり、他の栄養素と比べてもその比重が高いことから 三大栄養素と呼ばれています。

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