プロティンバーとウィンナーコーヒー


糖アルコールは血糖値やインスリン値に影響を与えにくいという不思議な性質を持つ甘味料です。

吸収されずに腸まで到達するタイプの糖アルコールは個人差がありますが、1日30g以上の摂取で腸内環境に影響を与えるといわれます。

便秘や下痢、ガスの発生などが起こることもありますが、量に気を付けて摂取していれば、代謝異常による慢性病を持つ方がスイーツを食べたい時、甘味料として大いに役立ちます。

特に血糖があがりませんので糖尿病対策としての糖質制限食にはとても使える食材です。

さて、昨日は友人からもらった低糖質のとても甘いプロティンバーを試食してミーティングに出かけました。そのバーは甘味料としてSoluble Corn Fiber(水溶性コーン食物繊維)、エリスリトール、スクラロース、ステビア等が入っており、自身の人体実験でも血糖値をわずかしか上げないことがわかっていました。

そのミーティングでは脂肪分たっぷりのコーヒーが飲みたいとういことで、ウィンナーコーヒーを頼みました。

Fotolia_24439943_Subscription_Monthly_M

ミーティングは相手の方が食品業界の専門の方々でしたので食材や製法のことで約1時間もりあがりました。

ふと気が付いてみると、相手のコーヒーが全然なくなっていません。その方も低糖質なライフスタイルを心がけてる方です。

もしや・・と思ってあらためて自らのコーヒーをすすってみると、これが劇甘なのです。

ウィンナーコーヒーは以前住んでいたアメリカでは café Vienne ウィーン風のコーヒーのことで、エスプレッソに生クリームを乗せるスタイルのコーヒーです。

ところが日本でウィンナーコーヒーを頼む際にはデフォルトで甘くなってる時がありますので、「砂糖なしでお願いします」と念を押さないと甘いウィンナーコーヒーが時々でてきます。

ケトン体質になると糖質に対してとても敏感になります。そして甘みに対しても、少量の糖質量でも満足するカラダになります。

しかし、合成ファイバーおよび糖アルコールによる甘さは脳の報酬系の「満たされる」しきい値をはるか高く上げてしまっていることを自らの身体で体験できた瞬間でした。

糖質を異常に欲しくなる仕組みというのは、飢餓、報酬、ストレスの3つのホルモン系で説明できます。このうち血糖値とインスリンに影響しない甘味料というのは飢餓のホルモン回路に関しては解決を与えてくれますが、報酬系に関しては糖質と同じ中毒性を高める性質を持っている可能性がとても高いですね。

コーヒーを半分飲んだところでこのことに気が付き、カップ一杯すべてを飲まなくて済みましたが、おそるべし、合成甘味料・・でした。

甘味料に使われるファイバーおよび糖アルコールには、血糖値を上げない、インスリン値に影響を及ぼさない、というのが定説ですが、その影響の度合いは種類によって様々です。

しかも、現代では誰もが簡単に血糖値・ケトン体値を測れますので、自分という個体にはどうなのか?という人体実験が簡単にできてしまいます。体験談ベースでは血糖値に関しては「上がらない」だけではかたずけられない話がたくさんあります。

糖尿病の方々に対しては福音となるこれらの食材も、ある特別な体質の方にはどうなのか、またインスリンやグルカゴンでスイッチがオンオフされるケトン回路にどう影響するのか、に対しては諸説あり、今後の研究報告が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です