老化は「消耗」ではなく「抑圧」だった — クロトーというタンパク質が教えてくれること

ギリシャ神話に、運命の三女神がいます。 一人目のクロトーは、命の糸を紡ぐ。二人目のラケシスは、その長さを測る。三人目のアトロポスは、糸を切る。 人間の一生は、この三人の手の中にある。古代ギリシャ人はそう信じていました。 … 続きを読む

体は、覚えている — ダイエット後 1 年でも消えない「ホルモン記憶」が、95% のリバウンドの正体だった

ダイエットをした人なら、誰でも一度は経験したことがあるはずです。 最初の数週間、順調に体重が落ちる。鏡の前で少し背筋が伸びる。 ところが、ある日を境に「お腹が空く」感覚が変わる。今までと同じ食事量では物足りない。気がつく … 続きを読む

断塩すると血糖が上がる?「塩ゼロ」が逆効果になるメカニズム

「健康のために塩を完全に断つ」——そう実践している方は多いかもしれません。 しかし、塩を断ちすぎると、逆にインスリン抵抗性が高まるという研究結果があります。 インスリン抵抗性とは、インスリンが効きにくくなった状態のこと。 … 続きを読む

あなたが避ける脂肪を、古代人は神に捧げた――レビ記に隠された生存戦略

現代の私たちがスーパーの肉売り場で避けがちで、ジムの体重計の上で敵視する存在――「脂肪」。 実は、古代において神が唯一「私のものだ」と主張された、地上最高の財産であったことをご存知でしょうか。 旧約聖書の「レビ記」第3章 … 続きを読む

アルコールと脂質の進化生理学 ― 人類が「酔う」ということ

近年、世界ではアルコールに対する見方が急速に変わりつつあります。 アメリカでは、飲酒率が過去90年で最も低い水準に下がり、 「適度な飲酒でも健康に悪い」と答える人が半数を超えました。 公衆衛生当局はがんや認知症との関連を … 続きを読む

ApoE4保有者は飽和脂肪酸を摂ってはいけないのか?

「 リコード法では ApoE4の遺伝子保有者は飽和脂肪酸は摂ってはいけないとされている。」 「だからApoE4保有者はココナッツオイルやMCTオイルを控えた方が良い」 軽度認知障害(MCI)や認知症に取り組まれている方か … 続きを読む

何を食べてもカラダは酸性にならない

ーーーーー野菜や果物はアルカリ性、砂糖や肉や脂は酸性。だから甘いものやお肉や脂ものを食べるとカラダは酸性になる。ーーーーー これは私達が誰もが一度は聞いたことがあり、心のどこかで、そのとおりだ、と思っていることではないで … 続きを読む

ケトジェニックで褐色便が出る

便の色でカラダに何が起こっているのか、ある程度推測することができます。 標準食からケトジェニックに移行した時に、便が褐色のタール状になるこの現象について考えていきましょう。 糖代謝からケトン代謝へ 世の中には星の数ほど多 … 続きを読む

ココナッツオイルと5αリダクターゼ

「ココナッツオイルが性ホルモンを攪乱する。だから成長期の子供には与えない方がよい」という主張が複数の識者によって発信されています。 性ホルモン攪乱説に対する考察をおこないます。この説は学問を利用することにおいて共通してみ … 続きを読む