水のないところでカカオの栽培を


ミンダナオ島南部の村で36ヘクタールのココナッツとカカオのインタークロッピング(間作)を始めています。

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電気も水もないところにまず電気をひいたり1キロ先の清流から水を汲み上げたりして安定した収穫を行うための基盤を作らないといけません。

エルニーニョによる干ばつで、この地域には3ヶ月雨が降っていません。作物が壊滅状態になった農家であふれています。

自然な環境といっても、灌漑システムのない中での農業は天候によって本当の意味での死活の問題となります。

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途中で村を通る川の砂を運ぶトラックに遭遇しました.。運搬トラックが止まると農家の家族の方達がバナナの茎を工夫して水の通り道を作り、荷台から滴る水を容器に集めています。

ココナッツとカカオから農家の方々が安定して収穫をできるまであと一年かかりますが、その後も一度始めた農園開発は終わりわなくWIP(work in progress)です。

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